来年4月から障害者の法定雇用率が2.2%に引き上げられます

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2017年05月31日

来年4月から障害者の法定雇用率が2.2%に引き上げられます

障害者の法定雇用率に関する来年4月の改定は以下となります。

 

  • 精神障害者の雇用が義務化される。   働く障害者のイラスト
  • ・一般の民間企業の法定雇用率が2.2%に引上げられる(現在は2.0%)。

 

法定雇用率は2020年度末までにさらに2.3%に引き上げられます。

 

障害者雇用促進法により、現在は常時雇用している労働者(注)が50人以上の企業が1人以上の障害者を雇用しなければなりませんが、2.2%になると45.5人以上の企業が対象になります(短時間労働者は0.5人換算)。2.3%に引き上げられると同様に43.5人以上の企業が対象になります。

 

(注)期間の定めのある労働者も事実上1年を超えて雇用されている場合、または雇用されることが見込まれる場合は含まれます。労働時間が週20時間以上30時間未満のパートタイムの方も短時間労働者として含まれます。