【障害者雇用のポイント 】採用成功と職場定着には就労支援機関が必須です

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2018年11月01日

【障害者雇用のポイント】採用成功と職場定着には支援機関が必須です

説明が分からない人のイラスト(男性会社員)

障害者雇用がうまくいっている企業には、ある共通点があります。

 

それは就労支援機関とうまく連携しているということです。

 

就労支援機関とは以下のような機関です。

 

公共職業安定所(ハローワーク) 、障害者職業センター、障害者就業・生活支援センター、就労移行支援事業所、医療機関のデイケア等です。

 

これらの支援機関は、障害者の就職前の準備、就職活動、就職後の職場定着の支援や企業に向けた相談・支援をしています。

 

 

障害者雇用が上手くいっている企業の感想です。集合している人たちのイラスト(就活生・新入社員)

 

・本人の抱える問題によっては、入社前からかかわっている支援機関やハローワーク、ジョブコーチにも相談しています。常に支援機関や支援者が多面的にかかわる形で従業員(障害者)をサポートし、問題が生じても一緒に乗り越えていける仕組みが確立できています。

 

本人(障害者)が必要な時に相談できる支援機関がついてくれることが欠かせません。いくら会社側に理解があったとしても、従業員としては会社側にどうしても言いにくいことがあるはずです。第三者である支援機関の方が間に入り、会社が立ち入りにくい部分もカバーしてくれるので助かります。

 

・採用した障害者社員の9割は、就労支援機関の利用者です。基礎的な訓練を受けていることと、継続したサポートを受けられることがその理由で、定着率もよいです。

 

 

障害者雇用の問題は、自社で抱え込まずに、支援機関と連携することがポイントです。

障害者雇用をする場合は、お近くの支援機関に相談されることをお勧めします。

 

当事務所も支援者の一員として障害者の就労を応援しております。

 

(この内容は、独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構の資料等から作成しています)