2019年02月12日
【障害者雇用】精神障害者向け就労パスポート(案)のご案内 精神障害者の採用・定着に企業での活用が期待されます
現在、厚生労働省の検討会で「精神障害のある方等の就労パスポート」が以下の方向で検討されています。
このパスポートの目的は以下の通りです。
○ 精神障害者等本人の自らの障害への理解を進める
○ 支援機関同士での情報連携等を進める
○ 事業主による採用選考時の本人理解や就職後の職場環境整備を促す
作成と管理方法は
○ 精神障害者等本人が自らの希望に基づき、支援機関からの支援を受けながら作成し、必要に応じて支援機関による内容の確認を受ける
○ 本人が管理し、本人の希望に基づいて提示する
活用方法は
○ 雇い入れ時に本人の職業上の特徴や配慮が必要な事項を伝える
○ 複数の支援機関を利用する際に本人の特徴を伝える
○ 就職後の状況の確認に活用し、職場定着に向けて必要な支援を把握する
パスポートの内容は
就職・職場定着に関するものに特化して
○ 事業主が、雇入れ時等に必要な配慮・環境整備、職場定着に向けた支援体制等を知ることができるよう、就職・職場定着に役立つ項目に特化
○ 身近で一緒に働く(作業の指示出しやフォローを行う)人にも本人への関わり方について理解してもらえるよう、作業遂行面については仕事の流れ(PDCA)に沿って項目を設定
パスポートの様式(第2回検討会時点での案)は以下をご覧ください(今後修正される可能性があります)。
パスポート使用に向けて今後の予想されるスケジュール
平成 31 年 12 月~ : 支援機関向け説明会等実施
平成 32 年 1月~ : 事業主向けセミナー実施
平成32年1月の最終形を待たずに、先取りしてこのフォームの提出を求めて採用・定着に活用したいという企業もありそうです。
詳細は以下をご覧ください。