【時間外労働の上限規制】労働政策審議会の建議内容が公表されました

カテゴリ
ニュース
コラム
労務ニュース

2017年06月07日

【時間外労働の上限規制】労働政策審議会の建議内容が公表されました

 

時間外労働の上限規制について労働政策審議会から厚生労働大臣に建議されました。今後、これを踏まえて労働基準法改正の検討が進められます。改正案は今週の国会に提出される見込みです。

 

建議された内容の主なポイントは以下のとおりです。
                       ビジネスのイラスト「残業」                   

  1. 時間外労働の上限は原則として月45時間、かつ、年間360時間。特例の場合を除き違反には罰則を課す。
  2. 特例として、臨時的な特別の事情がある場合は労使協定を結んでも年間720時間を上回ることはできない。

 

720時間以内でもさらに以下の規制がかかります。

・休日労働を含み2~6カ月平均で80時間以内

・休日労働を含み単月で100時間未満

・原則である月45 時間(一年単位の変形労働時間制の場合は42 時間)の時間外労働を上る回数は年6回まで

 

   内容はこちらをご覧ください。