2017年05月22日
定年再雇用者に3カ月の長期休暇を与えるとモチベーションが維持できる?
ある大学院の教授から、以下の趣旨の話をお聞きしたことがあります。
定年再雇用になると、昨日までと同じ仕事をしているのに給料が大幅に下がるので、再雇用社員はモチベーションが下がる。モチベーションをどうしたら維持できるかが課題になる。
ある企業の例が参考になる。
その会社では定年再雇用になると、希望すれば最長3カ月の長期休暇を取れる。
最初の1カ月くらいは旅行に行く等、色々やることはある。その後はやることがなくなる。家にいると奥さんから鬱陶しがられる。
休暇を終えて出社した再雇用社員の大半は「とにかく働きたい」という思いが強く、給料の額はあまり気にしなくなる。
毎日行く場所がある。やることがある。仲間がいる。
これがいかにありがたいかを休暇中に実感するからとのこと。