(高齢者の就労)老後は年金だけでは生活できない。それを見越して現役の時から準備を

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2017年05月20日

老後は年金だけでは生活できない。それを見越して現役の時から準備を

 

東北大学の村田裕之特任教授によると

 

老後の不安は健康、経済、孤独の三つ。

 

老後の不安は、仕事を続けることで解消できる。

会社の外を向いて、現役のうちに(他の職業にも就けるよう)好きなことを見つけるのが大事。年金だけでは生活できないのは事実。それを見越して現役の時から準備する必要がある。

                      働く人たちのイラスト(高齢者)

 

ある大学院の教授も同様のことを言われています。

 

働くということは、手っ取り早い社会参加の方法。健康維持につながる。

高齢者が働いている率が高い県ほど一人当たりの老人医療費は低い。

働くということは、誰かの役に立っているということ。この感覚を持つことが良い。

 

働き続けるには企業が雇いたいと思うような能力を維持していかなければならない。継続的な能力開発が必要。

50歳代になると企業は教育訓練に費用を出そうとしなくなるし、従業員自身も熱心でなくなる。勉強し続けていることが重要